RANDONNEUR PLUS PROJECT

BSR650 (BECKON STAMP RALLY) 650㎞

お久しぶりです。

ライダーの落合です。

 

皆さんはロングライドを走っていて途中で止めたいな、止めるべきだなと思ったことはありますか?

そんなこと思わない、最後まで走り続ける、という強靭な方もおられると思いますが、今回は私の心の折れた体験、止め時だな、と思えたタイミングについてお話ししたいと思います。

タイミングには正解はないと思ってますので参考例の1つとして見て頂けたら、と思います。

 

 

 

 

 

巷ではRAAMの話で持ち切りな状況ですが、私は久々にロングライドを走ってきました。

今回はBECKON STAMP RALLYをモチーフとした自主企画BSR650です。

 

前回のVol1はこちら

 

 

 

今回のVo2の予定していたコースはこちら

 

十三峠⇒金胎寺⇒ビラテスト今津⇒芹生峠⇒京見峠⇒堀越峠⇒くろまんぶ⇒摩耶山⇒千葉山⇒高取城

を巡るコースを作成しました。

 

そもそもこの企画はCycle sportsから発売されている関西ヒルクライムコースガイドの10か所を巡るとベックオンポイントが貰えるというものです。

1日2日でまわる必要はなく、期間内のGPSデータをお店で提出すれば良いのです。

(詳しいルールなどはこちらを参考にhttp://www.beckon.jp/20210305/39979/vol.2は6月30日締め切りです。)

 

さて、先に書きました通り、今回は止め時ということで、原因となったマイナス面ばかりを順々に書いてみます。

①前日残業の為、4時間の睡眠時間で出発。

②75㎞地点 琵琶湖沿いの通行止めで距離は1㎞短くなったが、獲得標高130mが追加。

③155㎞地点 ビラテスト今津頂上より先が通行止めの為折り返し、予定した距離より+30㎞と獲得標高80mの迂廻路追加。

④215㎞地点 芹生峠の登り初めで雷雨に怯え避難。携帯電話の電波がない場所で1時間半の待機。

⑤225㎞地点 芹生峠頂上から先が通行止め。予定していた距離より+37㎞と獲得標高500mの迂廻路追加。

⑥④の雷雨でずぶ濡れになったウェアが芹生峠では乾いたが、⑤の迂廻路中の豪雨により再度ずぶ濡れ。

⑦285㎞地点 京見峠の下りで鹿に追突。速度は出ておらず、車体にも身体にも怪我なし。

 

私は⑥で心が折れ、意地で京見峠を登り、⑦で京都のホテルに吸い込まれました。

 

 

 

 

 

 

思い出す言葉がジャパニーズオデッセイの公式キャッチフレーズです。

「Be prepared」

準備を万端にとの直訳が正しいでしょうか。

 

 

 

・コースは作成したものの通行止め情報を確認していなかった。

・天気予報をチェックしていなかった。

・仕事に追われ情報確認する時間がなかった。

 

あれをしておけば良かった

これをしておけば良かった

しておけばDNFは避けられたかも

 

と思い返しますが、

 

今回は運がなかった

あそこで止めて正解だった

 

とも思えるのです。

 

 

 

自分の限界を知る経験は次に活かせますので、走って良かったのだと最終的には結論付けるようにしています。

そしてまだまだこれはRAAMに向けた前哨戦なのです。

 

 

 

さて、マイナス要素ばかり書きましたが、ビラテスト今津までは天候に恵まれたこともあり、素晴らしい景色に出会えました。

 

 

 

特にビラテスト今津は車も全く通らず(平日、峠の先が通行止めからかもしれません)、道路も荒れてなく、中盤のアップダウンを除けば、一定斜度が続き、登りやすい峠だと思いました。

また、近くにタメセコイヤという並木があり、併せて訪問できる観光スポットになっています。

 

 

是非皆さんも

「Be prepared」

して走りに出かけましょう!