RANDONNEUR PLUS PROJECT

RAAM直前配信 RAW4日目 スタート前日

ライダーの落合です。

昨年6月に参戦したRAW、Race Across the Westのブログが完成しました!

何と10回分にもなってしまいました。

公開していきますので、よろしければご覧ください。

このタイミングでクラウドファンディングもしていますので、こちらもよろしければお願いします!

YouTubeもあります。

https://youtu.be/Fojq2T_lOBw

 

 

 

RAWについてはファンライド、Beyond magazine、オージーケーカブトのnoteでも投稿しています。

こちらでも振り返ります。

ファンライド:

落合佑介レポート/砂漠の1,500kmタイムトライアルレースRAW~最高の結果と見えてきた壁~(前編)

落合佑介レポート/砂漠の1,500kmタイムトライアルレースRAW~最高の結果と見えてきた壁~(中編)

落合佑介レポート/砂漠の1,500kmタイムトライアルレースRAW~最高の結果と見えてきた壁~(後編)

Beyond magazine:

砂漠の1,500㎞自転車レースを走った日本人。その先に見据えるものとは?【前編】

砂漠の1,500㎞自転車レースを走った日本人。その先に見据えるものとは?【後編】

オージーケーカブト:

ギネス記録の超ロングライダー・落合佑介さん(第1回)「アメリカ大陸1500㎞レースへの挑戦」

ギネス記録の超ロングライダー・落合佑介さん(第2回)「アメリカ西海岸1500㎞レースへの挑戦」~長距離を走る準備とは~

ギネス記録の超ロングライダー・落合佑介さん(第3回)「アメリカ西海岸1500㎞レースへの挑戦」~走行編(前編)~

ギネス記録の超ロングライダー・落合佑介さん(第4回)「アメリカ西海岸1500㎞レースへの挑戦」~走行編(後編)~(最終回)

 

 

 

 

4日目

 

何やら物音と香ばしいにおいがする。

今日もクルーが起きて朝食を作り始めたのだ。

8時間も寝れたが、眠たさは残っている。

今日は眠たさを残しておかないと、本番の緊張感で眠れなくなってしまう。

今晩しっかり寝れれば、翌日の本番でも眠気がなく走れるであろう。

日本縦断ギネスチャレンジの時に失敗した睡眠時間のコントロールが、時差ボケと相まって上手くいっている。

ギネスチャレンジでは、前日までに2日間休養し、前日は3時間しか眠れず、午前1時に出発したのだ。

 

 

 

 

荷物は整理されており、自転車を運んできたキュービクルのバイクポーターは折りたたまれていた。

使用しているのはスタンダードタイプのため、三辺の合計は203㎝を超えている。

それでもANAは23㎏まで追加料金なしの運搬をしてくれる。

今回は積載量オーバーすることは事前にわかっていたため、6,000円の追加料金だった。

 

 

 

 

 

 

 

サポートカーが完成に近づいていく。

日本国旗が追加されて、私のチームのサポートカーだ、と見分けがつきやすくなった。

走行中に見分けるためには”R140”の文字を読む必要があったが、しなくてもよくなった。

屋根の上に外付けスピーカーがない。

日本縦断では、LEOMOを通じて聴けていた、根本クルーのインフォメーションやDJ頓所の生ラジオが聞けると期待していたので、クルーに取り付けをリクエストした。

 

 

 

今日の予定は、10時~写真撮影とYou Tube Live出演だけだった。

レース前日ということもあり、ライダーはベットの上でゆっくり過ごす、ということが私の仕事だった。

それ以外のことをしようと部屋からリビングに出ると、クルーから休むように指示が出されるのだ。

翌日から3日間は休む暇ももらえないほど、酷使されて働かされるのだ。

逆に言うと、クルーも酷使して働くことにもなる。

サポートカーの中は中で忙しいらしい。

この忙しさは申し訳ないが、ライダーとしてはなかなか感じにくい部分がある。

 

本日も受付場所のHarbor Oceanside public parkingにサポートカーで移動した。

RAAMやRAWのSNSは頻繁に更新されており、私も載せてくれるだろうと気合を入れて臨む。

 

 

 

 

撮影会場に向かっている途中で、私が愛用しているサドル、INFINITY SEATのロゴが入ったポロシャツを着た人が話しかけてきた。

Mark.Bと書かれたポロシャツを着ていたので「この方が今回の優勝候補の人なんだな~。気さくな人だな。」と思って記念撮影。(よく考えると、自分の名前をマジックで胸に書くとは…)

後にINFINITY SEATの開発者であることがわかった。

私の自転車を見て、「このサドルより良いものがあるからこっちに来い。」と言っているようだったので、付いて行ってみる。

「このサドルプレゼントするから、こっちで走りな。」とのビックサプライズ。

Elite Series Bike SeatのE3ではないか!

使っていたサドルメーカーの最新作。

使わない手はない。

心配は高さが少し変わること。

実践までに試用を重ねてきたサドルをDE ROSAに回し、メインバイクのmacchiにぶっつけ本番で投入することになった。

 

 

 

 

撮影場所は受付の横だった。

同じ日でも良かった?のではないだろうか。

写真撮影やミーティング等に遅刻したらペナルティーと聞かされていたため、スケジュールはかなり余裕を持って組んだが、なんだか緩そうだった。

多分ここを聞かれると、本番までオンライン受付を必死で申請していた森脇代表に怒られると思う。

今年はインスペクションもクルーチーフミーティングもライダーミーティングもすべてオンライン(非接触対応)だった。

サポートカーに取り付けるものの受け取りと物販、一部の有名レーサーの取材は対面式だった。

そのためか忙しさや厳しさは感じられなかったのだ。

 

収監された写真になる?と聞いたので、白黒にしてみた。

私は大丈夫だろうか。

 

 

 

 

スーパーへ寄って昼食を購入。

私のリクエストでピザになった。

ピザとコーラの組み合わせで、高カロリーでアメリカンな食事を堪能する。

間違ったカーボローディングの1つだ。

 

 

 

 

 

レース中に使わない荷物をルーフボックスに入れる。

そして屋根の上に取り付けてしまう。

レース中は取り出せないが、クルーがサポートを快適にできるようにするためには、必需品だった。

リクエストしたスピーカも付けてくれた。

 

 

 

 

出発を待ちわびているmacchiDE ROSA

ホイールはGOKISOを使用した。

24㎜のS-spec、38㎜と50㎜のワイドフランジの3セット用意した。

平地でmacchi50㎜と38㎜、山岳でDE ROSA38㎜と24㎜を使用する予定とした。

RAWのコースプロフィールを確認すると、1、2%の登坂が多かったためのチョイスだ。

1,2%の登坂はmacchi38㎜、DE ROSA38㎜の両方の選択で走れるようにしたかった。

macchi50㎜からmacchi38㎜への乗り換えにはホイールを替えないといけないため、ロスタイムになる。

 

バーテープはクッション性のあるシクロベーションのレザータッチ。

その中にはこれまたクッション性のあるインナーバーテープのエクストラクッシュを巻いた。

これで手、腕、肩の疲労は相当軽減できる。

 

 

 

 

タイヤは発売されたばかりのiRCのASPITE PRO RBCC25cが間に合い、全てのホイールに装着された。

ウェットな路面でもハイグリップと定評があり、長距離では色々な天候を経験することも多いため、ロングライドには適している。

 

 

 

 

ステムにREDSHIFTのサスペンションステム

ロングライドの肩こりにはサスペンションが効果的だ。

 

 

 

 

ライトはキャットアイGvolt70volt800、テールライトはTIGHT

発売されたvolt800 NEOvolt 400 NEOは、対向車への眩しさを軽減されている。

PBPの折り返し後に出会う、参加者のライトの眩しさには困っていたが、軽減されただろう。

 

 

 

 

 

grupettoサコッシュには日本縦断と同じJ1グッズを揃えた。

股ズレ防止に絶大なる信頼を寄せるProtctJ1

心配される日焼け予防はアグレッシブデザインのTop Athlete Sun Protect

もしものときの痛み止めロキソニンS。

眠気予防にもなる歯磨き。

紛失するとDNFになるコンタクトレンズ。

これらを前日にセットして、クルーに託した。

 

 

 

 

生配信前に最後の夕食。

TRADA JOE`S
CARNE ASADAをいただきます。

 

 

 

生配信動画はこちらを確認ください。

ここのインタビューも撮った記憶がありますが、どうなったのかな?

と書きましたが、一部公開されましたね。

ロードバイク山下塾 山下塾長ありがとうございます!

 

この日は最後の睡眠ということで、早めにお休み。

遠足前の興奮もなく、いつも通りに寝れた。

 

 

つづく