RAW練習第三弾 BRM521神戸400VT試走+BRM520大阪400
RAW挑戦前、最後の練習として選んだのが、400km×2です。
合計距離は2本合わせてRAWの半分ですが、多くの方に苦手意識がある400を2本です。
27時間という制限時間が、睡眠の確保や速度の緩和を阻んでいるからだと思います。
今回は出発時間の関係もあり、2晩を経過するナイトライドになりました。
今年のRAWで走る時の睡眠傾向をつかむには効果的だと思いました。
①5月20日0時 BRM521神戸400VT試走
②5月20日22時 BRM520大阪400
③5月21日16時頃 BECKON
④5月21日18時? BRM521神戸400ゴール受付
の予定を組みました。
①②の間が22時間、②③の間が18時間しかないという、タイトな予定となってしまいました。
BRM521近畿400km神戸(甲) VALE TUDO Stage.3 但馬山塊のコースはこちら。
主催者の熱いメッセージをどうぞ。
Believe in yourself , break the door to finish !!
~自分を信じろ、そして完走への扉をこじ開けろ~
悪路、激坂、未舗装、超級山岳などあらゆる要素を飲み込む
新時代のロングライドアドベンチャー、それが【VALE TUDO】。
Believe in yourself , break the door to finish !!
~自分を信じろ、そして完走への扉をこじ開けろ~
悪路、激坂、未舗装、超級山岳などあらゆる要素を飲み込む
新時代のロングライドアドベンチャー、それが【VALE TUDO】。
Stage.3【但馬山塊】は日本の原風景の広がる
兵庫県北部但馬地方を舞台に繰り広げられます。
一路北へと進路を取り、SR600西日本でも登場した
杉ヶ沢高原~ハチ高原を走ります。
中盤に本コース最大の難所である未舗装の瀞川林道へ。
あの有名な氷ノ山ストレートを走ります。
うへ山の棚田、小代渓谷を走り、その後一気に有馬を経由して六甲へ。
獲得標高7000mを超えるスペクタクルな400キロの
ロングライドアドベンチャーをお楽しみください。
5月20日の0時前に400VTの試走スタートです。
今回は第一弾、第二弾でお伝えしたような天候ではなく、どんよりした曇りでした。
HAT神戸のアイドル「くま」を撮影して出発します。
夜も綺麗?ですが、日中はインスタスポットとして人気者です。
たぶん。
いつもの再度山を登った後は、100㎞までは移動区間としてほぼ平地を走ります。
前菜の富士野峠を越えると本格的なVTが始まります。
大家町からみずばしょう公園にかけての登りは斜度があって大変です。
10%を越える坂が続きます。
150㎞、5時53分到着です。
丁度朝を迎えます。
見事な景色・・・曇り
一旦下って、今度は鉢伏高原を目指します。
ここも10%を超える斜度が・・・
そしてもちろん鉢伏高原も安定の曇りです。
学生たちが合宿中の様で、朝食を食べている横を登っていきます。
学生もこれから頑張りますが、私はこの後も長時間頑張ります。
7時半、今回のメインディッシュ、グラベルコースの始まりです。
良い感じと思ったのは最初の方だけでした。
思っていたより砂利が大きくて、転倒の危険がありました。
26cのタイヤには少し厳しいグラベルでした。
主催者のクオリティとしては、当然の落石です。
初めて知りましたが、あの有名な氷ノ山ストレートです。
ここはまだ走りやすいですので、私にとっては理想的なグラベルです。
8時22分、転倒せず無事に通過チェック。
約10㎞に50分をかけました。
さらにこの後もグラベルが続きます。
乗っているのはロードバイクですが、シクローベションのクッシュとレッドシフトのサスペンションステムのクッション性が役立ちます。
グラベルを抜けると、うへ山の棚田に向けて、またも10%を超える斜度が登場します。
棚田を通過すると、下って神鍋高原に登ります。
224㎞、通過チェックのローソンに10時26分に到着しました。
連続した登りはここまでです。
次の400スタートが、22時の大阪市都島、gurupettoに間に合う必要があります。
遅くても20時ゴール、16㎞先の駐車場に21時までについて、整備や着替えが最低ラインです。
ここから青垣峠と六甲山が残されていますが、180㎞を12時間と考えると、余裕が生まれます。
また、ローソンに3連続で立ち寄ることになる為、食料を買いこまなくても良くて、バックポケットもスカスカです。
274㎞、黒川ダムに向けて登り開始します。
キューシートに無茶苦茶厳しい斜度と書かれていましたが、全く覚えておらずナメていましたが、確かにキツかったです。
六甲山に向けて温存させたかったのですが、体力を削られました。
思っていたよりも疲労している実感が持てました。
いつもタレる六甲山を今回もタレて登り切り、ゴールしました。
神戸200VTよりは楽に走り切ることができましたが、今日はこれからあと400㎞をスタートするので余力があるのかは不安でした。
時刻は19時間22分。
予定時刻より早くゴール出来ましたので、直ぐに下山します。
駐車場に戻り、次の520大阪400に向けてGOKISOのホイールを24㎜から50㎜に変更し、DHバーを装着します。
さらにキャットアイ、VOLT800の電池を交換します。
もう1つのGVOLT70は、ローモードで約40時間というスペックのため、交換の必要がありません。
そして、車で神戸市から大阪市へ移動開始です。
睡眠時間確保のため、高速道路を使用します。
渋滞もなくて9時頃に到着し、9時半まで睡眠を取ることができました。
ジャージの着替え等、思っていたよりも時間がかかり、出走時刻の22時を少し過ぎてしまいました。
BRM520近畿400km大阪 大阪から琵琶一400㎞のコースはこちら。
主催者の熱いコメントは、以下の通りです。
大阪市内スタートシリーズとして2022年は琵琶湖をキーワードに開催致しています!!
2022年度は200㎞、300㎞、400㎞、600㎞、1,000㎞を1回ずつ開催!
全て大阪市内の朝の混雑を避ける為夜スタートで開催致します。
300㎞以上は金曜日夜スタートなので走った後も家族サービス、体を休める時間に当てて頂けるのではないかと考えてます。
第3弾!大阪市内から琵琶一400㎞!!
大阪市内桜ノ宮をスタートし大きくぐるっと琵琶湖を一周してくるコースです。
大阪市内から京都市内を縦断し鯖街道で小浜を目指し敦賀まで日本海側を走り琵琶湖の湖東を南下しまた大阪市内に戻るコースです。
相変わらずスタート、ゴールは都市部を走るので余裕をもって走る必要があります。
疲れた表情です。
思っていたよりも神戸400VTの疲労感が残っており、出走したくありませんでした。
その気持ち通りなのか、全くスピードが出ません。
平地で常に30㎞くらいしか出せません。
誰にも追い付くことなく、最後尾を一人寂しく走ります。
ヘルメットはオージーケーカブトのイザナギ。
RAWは新色で走ります!
SUNVOLTのHI-VIZ ベスト ネオンオレンジ。
ネオンイエローは有名で、愛用されている方をたくさん見かけます。
ネオンオレンジは・・・。
特別仕様ではありませんので、よろしければお揃いに・・・
受注生産のため、注文が多く入れば受けてくれます。
コースでは誰にも遭遇しませんでしたが、PC1のセブンイレブンは大盛況でした。
私はササっとおにぎりを買って再スタート。
しばらくは京都の大通り沿いを進みます。
私のペースが遅く大集団に・・・
風除けとしていつでもご利用し、捨てて行ってください!
勝手に利用しているかもしれませんが。
さて、PC1からは京都市内を抜けてからの、鯖街道花折峠から登りが始まります。
以降は福井から滋賀に入る栃ノ木峠、滋賀から京都に入る裏白峠、奈良から大阪に入る清滝峠が主な峠でした。
鯖街道は日中走ると運悪く向風になることが多いですので、夜間帯だと向風の心配が減りました。
日中には琵琶湖沿岸の平地を100㎞も走りますので、夜スタートが苦手でなければ、全体的に優しいコースでした。
同じ400㎞ですが、神戸400VTの獲得標高が半分ですので、気分的には楽です。
神戸400VT×2ですと、気が滅入りそうです。
花折峠の登りでは、車から主催者に声をかけられます。
小浜町の新鮮な魚定食を食べに行くそうです。
うらやましい。
睡魔を改善する一番の方法は、ずばりコミュニケーションです。
まだ余裕ありましたが、声を掛けられると頭が冴えますね。
そう言えば、今回の400㎞×2は一切グルメがありません。
え?いつもそうw
高知で鰹食べました!
え?ブルベ中じゃないw
・・・・・RAWでグルメを堪能してきますw
クルーに怒られるかも。
3時36分、122㎞の小浜町のファミリーマートに到着しました。
1夜目はいつも問題ないのですが、2夜目以降の夜については、用心しています。
今回は大阪400の出走前の30分睡眠を除くと、19日仕事帰宅後の3時間睡眠になります。
「寝ない人」と噂されていますが、眠気対策や寝だめは肝心です。
葉原トンネルという日中でも真っ暗なトンネルを抜けます。
信号の待ち時間は5分!
7時12分、198㎞の日吉神社に到着です。
朽ノ木峠を目指していると、パラパラと雨が降り出しました。
サイコンとして愛用しているLEOMOのTYPE⁻Sでささっと雨雲レーダーを確認しますと、弱雨が降り続けると判明しました。
しかし、運の良いことに朽ノ木峠の頂上付近までは降って道路がウエットでしたが、下りはドライでした。
残り200㎞もドライなZEROFITSOCKSで走れるのです。
滋賀に入ると、見慣れた地元の風景です。
実は先週も同じコースを走りました。
車ですが。
沿岸沿いは気持ち良さそうな芝生が目に入ります。
睡魔を感じたら寝ようと思ったのですが、全く感じませんでした。
でも、せっかくなので、芝生の上に寝ころびます。
10分後に目覚ましをかけて寝ましたが、6分後に目覚めてしまいました。
かれこれ19日22時に自宅を出発し、30分寝て、既に21日の10時なのですが・・・
今回のコース上には、macchi cyclesがありました。
残念ながらお留守でした。
※サポートを受ける予定はなく、勝手に撮影して去る予定でした。
そして15時47分にゴールしました。
17時間47分の完走タイムのため、スピードが出なかった割りには早かったかなと。
美味しそうな豚汁が準備されていましたが、一身上の都合により、お断りします。
後で考えると、公園に行って食べれば一身上の都合がクリアしていたと思いました。
今回もノートラブル。
そしてそう、ここでゴールではありません。
直ぐに、BECKONに移動です。
RAWに向けてmacchiのメンテナンスをお願いします。
去年の日本縦断ギネスチャレンジ以来のメンテナンスになりますが、実は自分のメンテナンスの方が先でした。
パンを2つ食べてから来たのですが、到着10分程でハンガーノックになりました。
そして、DE ROSAのスカンジウムが戻ってきました。
RAWでは、macchiとDE ROSAの2台体制で挑みます。
車体のマジョーラカラーも目を惹きますが目は真っ赤w
BRM521神戸400はスタッフ業務になります。
なんとトップゴールを予定された参加者がDNS。
私のゴール受付業務は午前3時からに変更されました。
夕食、お風呂、睡眠を経て、横に座っているだけの業務が開始されました。
さて、次はいよいよアメリカのRAWです。
チームでの会議を重ねている最中です。