🚴♂️ さんいん1300:練習と発見の旅
先日、さんいん1300のイベントに参加し、TTバイク練習の旅に出かけました。未体験のタイムトライアルバイクでの長距離や、懐かしい景色、そして予想外の天候…。今回は、そんな練習旅の出来事を日記風にまとめてみます。
さんいん1300とは?
2009年から始まった近畿発下関往復のロングライドファストランです。
出走も、車種も、コースも、宿泊も自由!
PC通過チェックと、朝夕の連絡、そしてフィニッシュ地点への指定時間内到着が必要条件!
さらに“旅”を楽しむ自由な移動スタイルも歓迎!
とにかく自由に旅ができるため、練習として参加することもOKなはず。そして、もともと旅がしたくて始めたロードバイクですから、練習と旅の一石二鳥とはこういうことなのです。
瓦そば屋で思いがけない補給
折り返し地点で楽しみにしていた山口名物「瓦そば」を補給する旅の予定でした。1日半走り続けて体力も気温もそろそろ本格的な疲れを感じる頃なので、ちょうど良いタイミングになるはずでした。
だけど、予定は予定。人生は意外な展開の連続。結局、その名物は、なんとスタート地点である奈良県の店舗 で口に入ってしまっのです。
瓦そばといえば、茶そばを熱した瓦の上で焼き、肉や錦糸卵などをのせた、山口県のソウルフード。パリッと香ばしい麺と、甘辛いつゆのコンビネーションは、想像するだけで食欲が刺激されます。
その瓦そばとの出会いは、まるで最初から「今日のハイライトはここです!」と言わんばかりのインパクトがありました。予想外のスタート前の補給に、思わず笑ってしまった自分がいました。
結局、下関市では豪雨でずぶ濡れだったのでスルーすることにしました。スタート前に食べれて良かったのかもしれません。
走る前日は最後のバイクパッキング、リミットとの戦い
長距離への挑戦がいよいよ目前に迫る中、今回は時間に余裕をもって準備することができました。時間よりも立ちはだかったのは積載量少ない TT バイクでした。タイムトライアル仕様のバイクは、とにかく荷物を積む余裕が少なく、今まで持っていたバッグを使用すると風の抵抗が増えるため、パッキングできるか不安でした。何とかパッキングはできたもののとても重たいTTバイクが完成しました。
機材
バイク:FELT IA | Advanced
コンポーネント:Ultegra Di2
ホイール:Reynolds AR58/62 DB Custom、カーボンリム
サドル:Infinity seat エリートシリーズ バイクシート – E1X
タイヤ:iRC ASPITE PRO RBCC 28c
クランク:170mm
ライト:CATEYE VOLT800 NEO、VOLT400 NEO、NANO60×2
サイクルコンピューター:iGPSPORT iGS800、HR70(ハートレートセンサー)、LEOMO TYPE-S、LEOMO パワーマウント
ジャージ:SUNVOLT クールメッシュ半袖ジャージ、PRO パフォーマンス ビブパンツ、アクセスベスト、サイクルキャップ(センターメッシュ型)
ソックス:ZEROFIT SOCKS(日直商会)
ヘルメット:Kabuto FLEX-AIR
アイウェア:Kabuto FA2
バッグ:R250 防水トップチューブバッグ2、マルチポジションバッグ アーガイル リップストップ
積載荷物
日焼け止め:アグレッシブデザイン ファイター
リップクリーム:アグレッシブデザイン ヘメレ
保護クリーム:プロテクトJ1
熱中症対策:アライバル
ボトル:GOKISO、CLOMBUS
サイフ:PRCCA
チェーンオイル:ワコーズ パワー
ポンプ:CYCPLUS、延長ホース、LANDCAST
予備チューブ×5(TPU3、ブチル2)
iRCオリジナル タイヤレバー
Anker Prime Wall Charger (100W, 3 ports, GaN)
モバイルバッテリー10000、5000、
配線3本
携帯工具
目薬(自宅に忘れる)
いよいよ“さんいん1300”、ついに出発の時がきた!
日付の変わった0時にさんいん1300をスタートしました。
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奈良から山陰地方へ
奈良を出発し、山陰地方へ向かう道のりは、風景が変わるたびに初めて参加した15年前の景色を思い出させ、新たな発見がありました。単純に山陰地方を往復するだけでは面白みに欠けるため、島根半島の美保関から日御碕を追加しました。100㎞で2,500mのアップダウン、リアス式海岸が延々と続くため、速度も出すことができずにTTバイクには全く不向きなコースでした。ブルベ界隈でも悪名名高い岡山ブルベにも取り入れられているコースは連続するアップダウンに“戦い”を仕掛けたような気分でした。でもその戦いは、ただ踏ん張るだけでなく、夕刻にかかるにつれて漁村の匂いや景色と一体になる感覚を伴っていました。夕暮れか、朝焼けの時間どちらに行くか少し迷いましたが、どんな時間でも、この瞬間は間違いなく一番でした。ちなみにSNSに「体力削っておいたよ☺」と投稿したのは、意外と余裕で達成感したこともあります。 -
770㎞下関市への到達
島根半島を抜けた後も最短ルートを取らず、観光名所の角島に立ち寄り、下関市に到達したのは2日目の14時でした。770㎞を走り、38時間を費やしました。やっと折り返し地点、しかも後半は線状降水帯と一緒に走る事実を理解していたため、レインウェアを探しに急いで出発しました。レインウェアを着ると風の抵抗が激しいため速度維持ができませんし、雨で路面状況が分かりにくくなるので速度が落ちます。自分の体調と安全を最優先にして、浜田市のホテルで休みを入れることにしました。ホテルには7時間滞在し、約4時間の睡眠。ホテル朝食は休みの日という事もあって、途切れることのない大行列。1時間半もかかってしまいました。 -
帰路と線状降水帯
帰りはさんいん1300の名前通りに山陰地方からgrupettoまでを戻りました。冷たい雨が降ってレインウェアが脱げず、中に着ているジャージまで濡れていたため、立ち寄るのは走るのに必要なエネルギー補給のできるコンビニだけです。余裕をもって走れたのは普段の雨でも練習を続けていること、そして豪雨なのに無風だったので、いつもより危険を感じることは少なかったです。鳥取市以降は断続的なゲリラ豪雨となり、ここも安全を優先して、長く降りそうなタイミングでコインランドリーに入りました。一旦すべてをリセットして再スタートしようと思いましたが、眠気が全くなく、横になっただけでした。そして翌9時半にさんいん1300のゴールを迎えました。3日と9時間半、72時間半という長い時間走り抜け、ひとつの区切りを迎えました。最後はいよいよ自宅までの道のりです。大阪では有名な清滝峠を長い旅の終わりを思い出しながら登りました。少し寂しさも感じますが、帰る場所があることは良いことで、次回挑戦に向けての課題を考える時間にも充てることができました。そして、11時半に無事に帰宅することができました。
タイムトライアルバイクでの挑戦
今回の旅では、タイムトライアルバイクだけで1,430kmに挑戦しました。最初は予定していた速度で順調に走れていましたが、長時間の走行で手の平が痛くなりました。比較的ダメージの少ない、DHバーを長く握ることを心掛けて走りました。以前、日本縦断でDNFとなった原因の膝の痛みがありました。さんいん1300では距離もライド時間も長く走れましたが、膝の痛みはほとんどなく、ペダリング次第で和らげることができました。この経験を通じて、約5000kmを走るRAAMへの不安要素も改善できたのは大きな収穫でした。
まとめ:挑戦と発見の連続
今回の「さんいん1300」は、挑戦と予期せぬ出来事の連続でした。でも、どの瞬間も再発見や新しい学びがあり、練習というより旅の魅力を一層深めてくれました。これからも、挑戦する気持ちと柔軟な対応、そして好奇心を忘れずに、旅を楽しんでいきます。
食事や費用
・パン
ダブルロール、ピザパン、チェロキー2、ミルクフランス、クロワッサン2、ベーコンチーズオニオン、ミニ粒あんパン、ドーナツこしあん、ポップジョイ、濃厚バター、メンチカツバーガー
・おにぎり
なし
・飲み物
白ばらコーヒー、ミルクティー2、カフェオレ、コーラ、野菜生活、ビオ腸活ストロベリー、ウルオイナシミックス、ミックスジュース、NID、メロンクリームソーダ
・お菓子
あん掛け団子、ルマンド、メントスラムネ2、レモン、グレープ、キシリトールガム、ブルーベリーガム、ラムネガム、スイカガム、カロリーメイト2
・その他
ラムネバー、スイカバー、Lチキ、ポークフランク、チャーハン2、冷やし中華、カレーヌードル
・Joyful:タコライス、カツカレー、セットドリンク 2,631円
合計13,134円
・ホテル 8,800円
・参加費 7,000円
総合計28,934円


















