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Toshi’s 米国便 – Vol 2 RAAM レースを観戦しよう!

Last Updated on 2021年6月18日 by Yutaka MORIWAKI

米国在住、RAAMでサポートクルー予定の根本です。
6月15日の正午、2021年のRAAM/RAWがスタートします(日本との時差は17時間)。”RAAM”って何”という疑問があるかもしれませんが、言葉で説明するより、まずはレースを観戦しましょう。ということで、今回はレース経過を見ることができるサイトを紹介します。


RAAM(Race Across America)は主催の公式メディアがレースに帯同し経過を公開しています。公式結果は https://www.raamrace.org/results です。カテゴリ別順位、55箇所に設定されたTS(Time Station)通過タイム、TS到着予想時間等確認できます。リアルタイムトラッキングが公開されるまでは、唯一の情報源でした。

全レーサーのリアルタイムトラッキングはTrack Readers.comで見ることができます。ちなみにソロレーサーはGPSトラッカーを持って走りますが、2〜8人のチームはサポートカーにトラッカーを載せているのでチームカテゴリーではライダーの位置と異なる場合があります。2008年にTS43(Ohio, Chillicothe)でボランティアした時は、GPSトラッカーが使われる前で、前のTS通過タイムから目的地の通過時間を予測してライダーを応援に行ったりしました。しかし、レーサーが途中で休憩していたため何時間も待ったり、増水でルート変更になったのが分からずレーサーを見失ったりしました。


Track Readersのレーサーの名前をクリックすると、そのレーサーのGPSログが表示され、いつどれくらい停止していたか等見ることができます。レース中、クルーもライブトラッキングで他のレーサーの状況を見ており、レース戦略を立てる上で重要なツールになっています。2019年はトラッカーがスタートに間に合わず2日目の深夜まで互いの位置関係が把握できず、難しい戦いを強いられました。

レース期間中、FacebookTwitterInstagramYoutubeFlickrRAAM Radioが随時更新されます。特にFacebookとYoutubeは更新状況も確認できるのでお勧めです。公式アカウントとは別にOhio RAAM Showというサイトでは独自のインタビューの動画を載せていますので、こちらも必見です。

それ以外にも参加者はチーム専属のメディアクルーを帯同しているチームから、クルーがサポートの傍SNSに投稿しているチームなどチーム事情に応じて様々な形で発信しています。注目しているレーサーがいるのであれば、公式結果からレーサーをクリック、さらにレーサー写真をクリックするとレーサーのWeb-Site、スポンサー、クルーなど見つけることができるかもしれません。事前に各チームの発信方法をチェックしておくとさらに楽しめると思います。

個人的に今年は、女子50-59の部門に参加する、バルセロナオリンピック、フェンシングの金メダリストのVaccaroniさんがどのような走りを見せてくれるのか楽しみです。
今頃はコロナがなければ、チーム落合としてRAAM予選のRAW出場のため、ロスの空港付近でレンタカーの手続、Oceansideへの移動をしていたのかなと思います。

【参考リンク】
 公式 リザルト :https://www.raamrace.org/
 公式 ライブトラッキング:https://www.raamrace.org/live-tracking
 公式 Facebook;https://www.facebook.com/RAAMraces
 公式 Youtube:https://www.youtube.com/user/RAAMmedia
 公式 Instagram:https://www.instagram.com/raceacrossamerica/
 公式 Flickr:https://www.flickr.com/photos/98661398@N02/albums
 公式 RAAM Radio:http://www.ultraracenews.org/radio.html
 公式Twitter:https://twitter.com/RAAMRaces
 Ohio RAAM Show;http://www.ohioraamshow.com/

記事後半部分が更新担当の手違いでアップロードされておらず、失礼致しました。6/15に全文更新公開いたしました。