RANDONNEUR PLUS PROJECT

BRM717近畿600km神戸(乙) VALE TUDO Stage.4 超級山岳 試走

Last Updated on 2021年9月6日 by Yutaka MORIWAKI

ライダーの落合です。

Stage.2の300の翌週600も試走して参りました。

ゴールして24時間後にブログ作成していますので、多少のミスは笑って下さい。

 

 

まずは、催者によるコースの説明をご覧ください

 

 

Believe in yourself , break the door to finish !!
~自分を信じろ、そして完走への扉をこじ開けろ~

悪路、激坂、未舗装、超級山岳などあらゆる要素を飲み込んだ
新世代のロングライドアドベンチャー、それが【VALE TUDO】。

【VALE TUDO】シリーズのトリを飾る600は
史上最高レベルの超難関山岳コース。

大山、扇ノ山、氷ノ山、六甲山という難関山岳が
ずらりと登場。

まずは播磨路~作州路を走りそこから北上して
大山鏡ヶ成を目指します。

次なる目的地は神戸ブルべの聖地である魔境 扇ノ山。
朝日に染まる日本海を一望することができます。

そして未舗装区間を駆け抜けたどり着きしスポットは
兵庫県オンロード最高点、標高1100mの氷ノ山 大段ケ平。
ここからは但馬連山を一望することができます。

そして最後は六甲山。きらめく夜景を見ながら
ゴールにたどりつけた喜びを噛み締めてください。

※バーリトゥード【VALE TUDO】とは、ポルトガル語で「何でもあり」を意味します。

 

 

コースはこちら(代替ルート)

 

 

 

予定されていたコースは残念ながら・・・

 

豪雨の影響により鳥取県内や
氷ノ山への登坂ルートが通行止めなど被害は甚大で
単純な迂回ルートの設定では対応できないという結論に至りました。

そこで再試走を行い、代替コースで開催することに致しました。

 

とのことでした。

 

 

私自身も試走の数日前に聞かされ、代替コースを七夕のプレゼントとして送られました。

七夕だからと言って開けられる時間もなく、GPSに放り込んだだけで当日を迎えてしまいました。

 

 

 

 

先週来たばかりの再度山です。

この写真は私のSDカードに最も多く残っています。

お気に入りでもインスタ映えでもありませんが。

 

お隣には主催者であり、オダックス近畿副代表にしてRPP事務局長の自転車が。

 

 

 

 

さて、コースは一気に飛んで240㎞地点の京都の舟屋です。

休憩のベンチも船の形になってます。

見所がないわけではありません。

神戸のVALE TUDOという割には拍子抜けするほど山がありませんでした。

 

 

 

 

恒例のイベントタイムです。

いつもはパンクですが、今回は事務局長のペダルが破損。

転倒等はされていないのですが、ペダルをはめ込んだ時に「パキッ」と部品が割れたそうです。

修理も出来ず、つま先を出っ張りに引っ掛けて漕げば大丈夫とのことでした。

私より体重軽くて登りは早いので何とかなる?か。

 

 

 

 

 

今回は流行りに乗って線状降水帯の中を走ります。

舞鶴から初日の目的地となった香住町まで都度5回の土砂降りの雨に合いました。

この雨、面白いことに、私をずぶ濡れにして止んで、ウェアを乾しておいてから再び振り出す、ということを繰り返します。

肌に当たる時には痛みを感じる程でした。

経ヶ岬の写真ポイントでは屋根のある場所が無くて、撮影すら困難でした。

 

 

 

 

香住町の宿にピットイン。

新温泉町を目指していましたが、高級な宿しかなく、場所を変更しました。

ブルベ600では殆ど宿泊したことがありませんし、一人で三つのベットを使うのは初体験です。

20時半から翌日2時まで休憩です。

 

初日は

340㎞の行程で獲得標高が何と3500m・・・

このままでいいのかVALE TUDO・・・

 

 

 

 

今回初体験、プロテクトJ1を足に塗ります。

 

 

 

 

8時間後の足です。

ご覧の通りシワシワになってません。

これほど効果があるなら早く使用しておけば良かったです。

 

 

 

 

さて、夜中2時に出発し、最初の難関余部灯台を目指します。

この灯台へのアクセスは西から東に向かう場合は斜度がキツイのですが、今回は逆からのアプローチでしたので斜度はソコソコ。

それよりも前日の線状降水帯の溢れ返った土砂が行く手を阻みます。

 

 

 

 

ですので、軽快に飛ばすとこのようになります。

天然水、神の水が汲める辺りで事務局長の前輪でパンク発生。

コース変更、ペダル破損、パンク、そしてこの後の通行止め。

既に神からは見放されてしまっています。

 

 

 

 

今回の山岳の始まりと言っても良いでしょう。

本格的なVALE TUDOの始まりです。

鉢伏高原は早朝ということもあり、軽快にクリア。

 

 

 

 

直ぐにVALE TUDOは終演してしまいました。

最大の魅力であったグラベル区間が通行止めです。

この先の楽しみが亡くなり途方に暮れます。

 

 

 

機転を利かせた事務局長。

石巡りツアーに変更です。

予想以上のアップダウンが楽しめました。

 

 

 

 

 

そのツアーも終演してしまいます。

呆然と立ち尽くす事務局長。

既に200mは下っていました。

残念ながら通行止めの看板がありませんでした。

私たちが最初の発見者でしょうか。

後ろから嬉しそうに「やったー!」と叫んでしまいました。

そういえば、黒の靴下が片方落ちていました。

 

 

 

 

 

恒例となったシークレットポイント(個人的に)。

VALE TUDOな髪型が気になります。

ブルベ中にVALE TUDOに変身するという・・・

お時間のある方はどうぞ

 

 

 

 

2日目は全く雨にふられていませんでしたが、六甲山を登り始めたハニー坂で積乱雲が発生しました。

強風や雷、明らかに降っている場所が見聞き出来ました。

気温が32度まで上昇していたこともあり、恵みの雨だ!と喜んでいたのですが・・・

ほとんど降られませんでした。

大粒の雨が降りだしてはは直ぐ止み、を繰り返して私は恵まれませんでした。

 

 

 

 

 

六甲山頂に明るいうちにゴール。

グラベルが通行止めになったことは残念でしたが、予想外の出来事を楽しめた試走でした。

 

 

 

 

 

 

2週連続の試走が終了しました。

合計するとこのようになります。

通行止め等もありますので、正確には測れていませんが、香住町からゴールまでは260㎞、獲得標高5500m程になりましたので、前半と合わせて楽しいコースになりました。

 

 

さて、次は・・・某所で日本縦断に向けた山岳合宿です。

日本縦断は平地のはずですが、合宿の獲得標高が15000mくらいになるそうです。