RANDONNEUR PLUS PROJECT

3.11伝承ロード訪問

Last Updated on 2020年12月20日 by Yutaka MORIWAKI

年の瀬を迎え、来年は東日本大震災から10年の年となります。
今なお、震災からの復興に多くの方が携われている中、この記憶を風化させないように伝承していく活動があります。

2019年8月に設立された「3.11伝承ロード推進機構」よって、その公共交通機関等の利便性の高さなどから震災伝承施設は分類化してまとめられています。
その中で、比較的利便性の高い第2分類、第3分類はツアーなどが設定されている中、その意味はあるものの訪問に機動力などが要される第1分類の施設を見ると、自転車乗りとしては訪れなければいけないような使命感にもとらわれます。
いまRandonneur Plus Project のメンバーには、自転車のコースを引くにあたってとてもすぐれた職人が数人存在します。
この伝承ロードを自転車で行くにはどうしたらいいのか?
我々にこのルート提案をできる選択肢がある中、まずは現地調査として実際の施設を訪問したく、本日から1週間程をかけて施設を巡ろうと思います。
あいにくの寒波の到来で現着しなければ、自転車が走れるかどうか不明な状態ですが、日本縦断のイベントをやった際にリアルタイムGPSデータを公開していたシステムをCloud GPSさまよりご提供いただけたので、トラッキングデータも公開いたします。
アクセス方法は縦断の際と全く同じURLを提供いただいたのでこちらを参考にしてください。
道中のレポートも可能な限り報告しながら、我々としてできることは何かを探っていければと考えていきます。

森脇 裕

連日の大雪でみなさんご苦労されていると思います。
私のほうも、雪のため多くの区間は走行できず、輪行を繰り返し昨日仙台につきました。
GPSは無充電でのトラッキングのテストもあり放置していたのですが、気仙沼の国道284で約3日の稼働が終わり止まっています。
昨日は3.11伝承ロードの事務局訪問も無事に終え、今回の走行はここでストップいたします。
まとめなどは後日報告いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。(12/19早朝追記)