RANDONNEUR PLUS PROJECT

RM424 AJ 岡山 1200 春輝 (2021) 試走①

ライダーの落合です。

延期されていたAJ岡山主催の1200kmのブルベ、RM424 AJ 岡山 1200 春輝が今年は開催されることになりました。昨年からAJ岡山よりスタッフ業務として依頼を頂いていたので、4月11日からコースの事前試走を行いました。

 

 

まだ開催前ですので、ネタバレは嫌!という方は是非、開催終了後にご覧頂きますと助かります。

 

 

 

 

 

昨年開催予定であった本大会、当初は海外を含め136名の申し込みがあったと聞いています。

昨年から続くコロナの影響もあり、海外の参加者はいませんが、日本だけでも76名の参加を予定されているとのことでした。

私自身は少しでも密な環境を避ける為に、当日はGPS担当としての業務を担います。

直接参加者と接することはありませんが、参加者の楽しさの悲鳴を楽しみにしております。

 

 

さて、今回のコースは

 

 

そしてコース説明は

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春の夜明け。空と大地は、ラベンダー色の薄衣、朝霧のベールを薄紅色の春風がそっと染めていきます。まるで初めて恋をした少女が頬を染める様に、空も大地も海も、薄紅色に。潮騒のメロディ、白い砂浜に光で綴ったラブレター、島影美しい朝焼けの瀬戸内海、穏やかで優しい1200kmの旅が始まります。

 

四国まで続く瀬戸大橋、小さな港町、段々畑、重なり合う島陰、紅色に染まった海は、白い光が溢れ、優しい時を刻んでいきます。ヨットハーバー、日本のエーゲ海といわれる牛窓、オリーブ園。そして海から川へ。時が優しく止まる特別史跡旧閑谷学校、和気藤公園、茜色の夕焼けに染まる川を北へ向かいます。千種、音水湖沿いの桜並木、三朝温泉、古くからの温泉地が点在しています。天使がそっと、春色の便箋に銀色の星の雫でラブレターを綴ります、一日目の夜を迎えます。

 

蒜山高原、透きとおった雪解け水、小鳥達のさえずり、若葉色の高原を遊び、大山広域農道、大山まきばみるくの里。国立公園大山は、白い春雪に、若葉と薄紅色の山桜の髪飾り。棚田の水鏡。優しい風と光が溢れます。高原から、日本海へ。巨岩、奇岩が林立する海岸線、エメラルドグリーンの海に白い荒波、荒々しさの中に咲く、遅咲きの桜の優しさ。瀬戸内海が優しい母なら、日本海は、力強い父、相反しながらも生命を育む雄大な二つの海。弓ヶ浜サイクリングロード、鬼太郎ロード、チェリーロード、水の都松江市、武家屋敷、国宝松江城、金色の夕陽に染まる宍道湖、十六島風車公園、日御碕神社、出雲大社、そして奥出雲、素朴で優しい山里、油木。二日目の夜を迎えます。出雲おろちループからは、満天の星空を。遠い昔、伝説の神話が聞こえてきそうです。そして、瀬戸内海へと優しい想いを繋ぎます。

 

東城、帝釈峡、朝の光に包まれる神龍湖、情緒豊かな街尾道、瀬戸内海へ。小さな島を橋で繋いだしまなみ海道。亀老山展望所、茜色の夕陽が金色に波を輝かせ、そして優しく時を紡いでいきます。四国松山へ。道後温泉をぐるっと周ります。優しい春風と波のメロディ、島影にそっと光と星のネックレスをかけて、最後の夜を迎えます。

 

四日目、最後の朝が明けていきます。ベンガラ色の山郷、吹屋ふるさと村、羽山渓、備中国分寺、春風と旅した1200km。遅咲きの桜、菜の花、名も知らない可愛い野の花々、優しい笑顔と、素敵な春の景色と花で1200kmのレイを作り、そっと貴方の心に捧げます。世界でたった一つ、貴方だけの一期一会1200kmアルバムに、優しい笑顔に、ありがとうの心を込めて。

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今回は仕事の都合上、走行開始から77時間しか休みが取れませんでした。

主催者の思惑とは少しずれてしまうところは残念でした。

しかし、思惑通りにメルヘン体験が出来た部分も多くありましたし、何度も岡山ブルベに魅せられて参加しています。

今後も参加し続けることは間違いありません。

 

魅力の一つに毎回おやつやロゴマーク渡されます(笑)

が、今回はスタッフなので貰えませんでした・・・

今回は参加記念品(三角反射板)、トラッキング用GPS(レンタル品)、モバイルバッテリー、ブルベカード、おやつが貰えるそうです。

いいなぁ(笑)

 

 

 

 

 

おやつは貰えませんでしたが、主催者よりレンタルGPS  http://willgps.com/#prdlist

を受け取り、使用を確かめるというミッションを課されていました。

参加者全員に渡されるとのことですので、参加者がいつどこまで走っているのかを確認することが出来ます。

持って走行しているだけで生存を確認出来ますので、心配する家族に状況が伝わります(連絡を取らなくても良いということではありません)。

私は一人でしたが多くの参加者が走っている状況を追うことができ、走者以外の方も観戦気分で楽しむ事が可能です。

主催する側としても、誰がどこまで走行しているか把握出来て、管理しやすくなります。

参加されている方も参加されていない方も3日間、一緒に盛り上がりましょう。

 

 

 

最終区間のデータが私のミスで取れませんでしたが、それ以外は精度高く、現在地が示されていました。

 

 

 

さて、今回77時間という時間制限がつきましたが、自分の出来る範囲の無理をせずに一定の速度で走り続ける、RAAMで予定する走り方を岡山でも試すことは今までと変わりません。

また、試走者としての責務を果たす事も大事な部分でありました。

 

走行プランとしては

4/10の4時出発(開催の2週間前設定)

初日の鬼門となる蒜山、大山には当日中のクリア。

この部分が私の走行プランでは非常に大事でした。

真夜中にはマイナス1度の予想でしたが、朝方はマイナス5度というあまり経験のない気温を経験しなければならない(恐らく走行不可能、道路が凍っている可能性あり)ため、足早に大山から米子までの450㎞を走る必要がありました。

それさえ越えれば気温がマイナスになる予想はありませんでした。

11日朝には出雲神社を参拝し、日中のおろちループ、夜間中にはしまなみ海道を往復し、12日の昼頃のゴールを目指す予定でした。

 

 

 

前日はBECKONにてチーフメカニックの最終チェックを受けます。

APA HOTELは関係ありません。

 

今回使用した機材

いつも通りの頼れる長距離用フレーム

macchi Cr- mo x carbon

CLUMBUS

 

 

かなり迷いましたが、登坂が沢山隠されていると考え、登坂用ホイールを選択

GOKISO GOKISOクライマーハブS‐Spec 24mm

 

 

タイヤは24cから26cへ変更し、心地良さを経験させていただきました

iRC    ASPITE PRO RBCC

 

振動による衝撃を軽減し、疲労を軽減させてくれていますバーテープ

シクロベーション FUSION LEATHER TOUCH

 

 

 

JR早島駅を一人寂しく出発です。

出発と同時にトラブルが・・・